井上フヂヲ(開音ミュージック)

広島県尾道市を中心に
サックス奏者として活動している井上フヂヲです
ライブのことや、経営している音楽教室の
開音に関する記事など

2018年11月

フレーズを完コピする必要はない

今日はレッスンスケジュールに余裕があったのでジャズの生徒さん用にフレーズのサンプル楽譜を作りました。


アドリブを練習するのに先ずは必ずといっていいほどアドリブ譜を練習するでしょう。
そしてコピーできたら自分のアドリブに取り入れて演奏すると思いますが、ここで気を付けたいことがあります。

僕自身もチャーリー・パーカー、アート・ペッパー、ソニー・スティットなど代表的なプレイヤーのフレーズをコピーしてきました。
で、始めはコピーしたフレーズをそのまま使うのですがアドリブ中で繰り返し使ううちに変化してきます。

自分の心地良い音の流れというか、何だかいい感じに演奏できる形に変化するのです。


これを「間違い」と捉えずに「自分の体に馴染んだ」と捉えましょう。

アドリブはプレイヤー個々の表現です。
コピーしたフレーズがすっかり別物になってしまっても構いませんし、これこそがあなた自身のフレーズと言えるからです。


アドリブにはコピーや理論も当然必要ですが、遊び心やチャレンジ精神も大切です。

そうやって音を楽しむことでまた新たなアイデアが浮かんできます。



【サックスとfujiborn】
いつも同じ姿勢で楽器を構えることも上達です

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ジャズっぽいアドリブ

スケールは使い分けられるようになったしアドリブもそれなりにできる。でもジャズっぽいアドリブにならない。

レッスンではこんなお悩みを持つ生徒さんが結構います。


「ジャズっぽいアドリブ」
には仕組みがあります。

その中でもサックス奏者がマスターすべき音の使い方としてアルペジオが挙げられます。

スケールの上昇と下降でのフレーズはどうしてもクラシック的になります。
そして音の動きも範囲が狭くなりますからダイナミクスに欠けた聴こえ方になります。


アルペジオを使うことにより、音の動きが大きくなると共にフレーズ自体にコード感が出ます。
ベースやピアノのバッキングでコードは鳴っていてもアドリブにコード感が全くないと曲の進行を感じにくいアドリブソロになってしまうのです。

ジャズのアドリブではコード感を出すことがとても重要なのでアルペジオをしっかり使うことはそのまま「ジャズっぽいアドリブ」を構成することに繋がるのです。



【サックスとfujiborn】
タンポがベタつくときはパウダーペーパーで手入れしましょう

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感覚だけでアドリブをすると理論の必要性に気付く

僕のレッスンのやり方です。

まず曲のキーだけ教えます。
例えばAll of meならアルトサックスだとAメジャースケールです。

ジャズを聴かず、コードの響きを聴かず、ただ何となくアドリブをしようとすればAメジャースケールでのアドリブに納得できます。


大切なのはここからで、よくよくコードの響きを聴いていくとAメジャースケールだけでは物足りなくなってきます。
更に色んな人の演奏を聴いていくとAメジャースケールを使っているだけではないことに気付きます。

気付いてからじゃないと意味がないのです。


ここはハーモニックマイナーを使っているのとかを説明しても使ったほうが良いのはわかっても、使う必要性を感じるところまではいかないのです。


耳を使います。
「あれ?なんか違うけどなんだ?」
と思ったときに初めて理論的な説明が頭に入ります。


なので、まず感覚的に「これじゃない音を使いたい」と気付くまでアドリブを練習する必要があります。



【サックスとfujiborn】
クリーニングスワブは時々洗いましょう

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尾道市立日比崎中学校創立60周年記念式典で演奏

昨日は尾道の日比崎中学校の60周年記念式典にて、プラスティックオノミチバンドで演奏しました。


演奏開始前「尾道の喋る吟遊詩人」ことローランド金田さんによるバンド紹介で生徒さんたちの緊張が解れ、演奏が始まると一気に会場が盛り上がりました。

アンコールでは校歌をロックバージョンで演奏し、生徒さんのテンションもマックスでみんな自由に歌ったり踊ったり。
そして何故か男子生徒たちが胴上げをしているというシュールな光景を見ながらバンドメンバーも楽しみながらの演奏となりました。


プラスティックオノミチバンドの池永憲彦さんが日比崎中学校の卒業生というご縁で今回の演奏に参加することができたのですが、素敵な時間に同席できたことを感謝しております。

ありがとうございました。

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【サックスとfujiborn】
スケール練習は速さではなく正確さを重視

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サックスが好きな話

先日「バービーボーイズが1日だけ復活した」というネットニュースの記事を見つけました。

中学生の頃によく聴いていたので懐かしくなり、アプリやYouTubeでタイトルが記憶にある曲を聴きました。聴いていたらタイトルを覚えていない曲も聴きたくなりました。
イントロからよく覚えている曲もありました。


で、タイトルを覚えている曲、イントロをよく覚えている曲に共通していたのが
「曲中にサックスが入っている」

バービーボーイズの曲はサックスが入っていない曲も沢山あります。
きっとサックス有りの曲ばかりを選んで聴いていたんだろうなーと思いました。


小学6年のときに突然サックスを吹きたくなり、中学1年の夏にサックスを買ってもらい、以来ずーっとサックスが大好きなんだなぁと、自分のことながら嬉しくなりました。

「これだけは絶対やめない」
と断言できることを見つけられていることに感謝です。


ライブ活動と音楽教室の経営を通して「ずっと続けたいこと」を発見するお手伝いができたらいいなと思います。






【サックスとfujiborn】
初心者はまず息をしっかり吹き込んで大きな音で演奏しましょう

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