今回からはコードについてです。
コードとはいくつかの音を重ねたもので「和音」とも呼ばれます。

歌の歌詞の上にコードが記載されているような本もありますが、コードがわかれば伴奏をつけて歌うことができます。
ジャズのアドリブを学習するにはコードについて理解することが必須になります。

コードの第1回目は最も使用頻度の高い「メジャーコード」です。

前回までの「メジャースケール」を使います。

「Cメジャーコード」というコードがあります。
ド・ミ・ソの3つの音が重なって構成されています。

これは、「Cメジャースケール」の1個目の音である「ド」、3個目の音である「ミ」、5個目の音である「ソ」で構成されているということです。

では、「D」のコードはどうでしょうか?

先ず「Dメジャースケール」を書き出すか頭の中に浮かべましょう。
Dメジャースケールは

D・E・F#・G・A・B・C#・D

1個目の音「D」、3個目の音「F#」、5個目の音「A」、という構成です。
よって「Dメジャーコード」の構成音は

D・F#・A
です。

メジャースケールを理解していればメジャーコードを導き出すことができます。
また、これから様々なコードやスケールを学習していく場合にも、メジャースケールを基本として解説していきますので12のキー全てで覚えておけばとてもよく理解できると思います。
音楽理論を学びたい方は先ず「メジャースケール」をしっかりと覚えて下さい。
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【サックスとfujiborn】
曲を練習する場合、演奏が途中で止まったらその部分から再開するのではなく、曲の最初から演奏し直しましょう。

サウンドトレジャー
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