前回のブログに関連して、今回はマウスピースとリードのセッティングについて。


サックスの基本セットに付属しているマウスピース(ヤマハなら4C)に慣れてきたら先ずはリードの硬さを変えてみて、それからマウスピースの変更へと至るのではないでしょうか?


マウスピースを変えると、今までのマウスピースに使っていたリードでは合わないこともあります。
合わないというのは形状とかではなく、硬さや振動の幅です。


オープニング(息を吹き込む箇所のマウスピースとリードの開き具合)が狭いマウスピースに変えると高音を吹く時に息が入りにくくなることがあります。これはリードの振動が大きくなり過ぎてマウスピースにリードが貼りついていまうためです。(但し、初心者がマウスピースを噛み過ぎて高音時に息が入らないのとは違いますので、ここではある程度演奏に慣れている方を対象として書きます)


息が入りにくい場合はリードを硬めの番号に変えるか、フレンチカットの振動幅の少ないリードに変えてみる必要があります。


反対に、オープニングの広いマウスピースだと息が沢山いるのでやたらと息継ぎが必要になってしまったり口の筋肉がすぐ疲れてしまうようなら、リードを柔らかめの番号に変えましょう。また、オープニングの広いマウスピースと振動幅の大きいリードを使えば派手なサウンドが出やすくなったりベンドやビブラートを大きくかけるなど、音色のバリエーションを楽しめますが言い換えれば不安定になりがちということですので、それなりの経験やセンスが必要となります。


前回のブログ同様、リードの種類や硬さも自分に合ったセッティングを見つけることがとても大切です。










【サックスとfujiborn】
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