学校が休校になり楽器の練習ができない吹奏楽部や音楽部の方がおられると思います。
そこで、私が学生の頃に実際やっていた練習法を紹介します。

【用意するもの】
ラップやアルミホイルの芯
なければ30センチの定規、菜箸など長いもの


【使い方】
両手で持ちましたらあなたの楽器のイメージを膨らませましょう。
そして先ずはスケールの運指をやってみましょう。

なんとなくテンションが上がってきたら音階を歌いながら実際の演奏と同じように指を動かします。
次は「タータタタータター」とタンギングと合わせて指を動かしましょう。


この練習法で気を付けるところは、曲のテンポに関わらずゆっくり目に練習するところです。
音が出ませんのでもし指を間違えたまま気付かず繰り返すと実際の演奏時に間違った音のまま演奏してしまうからです。
今、あなたの押さえている指が完璧に合っていることを注意深く認識しながら練習することがいつも以上に重要です。


「学校の楽器は持ち出し禁止だけどマウスピースだけならある」
という場合は上記の練習とは別にマウスピースを使った練習もしましょう。

ロングトーンを繰り返すだけでなく、練習したい曲の音階を頭の中で歌いながら音符のリズムに合わせてタンギングをしましょう。
この時、マウスピースから一定の音程で音を出すのではなく、楽器が接続していることをイメージして実際に演奏している時と同じように息を吹き込むことが大切です。

「マウスピースだけを鳴らす」という癖がついてしまうと息を吹き込む距離が短くなってしまい、音痩せの原因や豊かな音量が出ない原因となります。


楽器が大好きな人にとって楽器に触れられないことは辛く寂しいものです。
なるべく早く事態が収束するよう祈っています。



【サックスとfujiborn】
スケール練習は速さではなく正確さ重視で

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