色々と問題がありつつも無理やりに店を続けていたところへ楽しいお客様が来るようになりました。

どうやら僕と同じで暇な時間が多いらしく、あるときこんなことを言い出しました。
「どうせ暇なのだからどこか遊びに連れて行ってくれ」

ただでさえお客様が来なくて大変なのに店を閉めて遊びになんか行ったらどうなることやらと思って反対しましたが「開いていても閉まっていても同じこと」と言われ「それもそうだな」と思って出かけることにしました。


出かけてしまうとお店のことなどすっかり忘れてしまいます。
そして夢中で遊んでいると携帯電話が鳴ります。
「あの、ギターのレッスンを受けたいのですが」

こんなことが続きました。
どうやら店番をしているときは暇なのに、遊びに出かけているときにばかりレッスンの問い合わせがあるのです。

発見してしまいました。
「僕は夢中で遊べば良い」


開店当初の「楽器販売」については全くでしたが夢中で遊んでいるうちにレッスンを受けてくださる生徒さんが増えていきました。
そして経営のメインは音楽教室へと変わりました。

このような変化をしていくのと並行して演奏のお仕事も少しずつ頂けるようになってきました。
ミュージシャンというのは許可証や免許や資格がとくにありませんから「自称プロ」です。
今考えるとけっこう怪しかったとは思いますが、それでも「プロサックス奏者の井上フヂヲです」と言い張っていましたのでイベントでの演奏やバンドのサポートなどさせて頂く機会が増えていきました。


家賃の支払い、携帯電話、ライフラインが止まらなくなったのは開店から約1年半経ってからです。

さて、開店から3年経った頃、今度はまた別のお客様が来て面白いことが起こります。
続きはまた明日。



【サックスとfujiborn】
いつも同じ高さで楽器を構えることができるのも上達です

◆井上フヂヲyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/fujiborn206
◆宇宙なブログ
http://blog.livedoor.jp/soundtreasure-ucyuunohousoku/