「良い音が出なくて困っています」
と相談されたときに
「良い音とはどんな音ですか?」
と質問します。


声と同じように、サックスの音も色々です。

クラシックサックスが好きな方は澄んだ音を好むでしょうし、ジャズサックスが好きな方はダークでホワイトノイズが混ざった音を好むでしょう。ポップスのバックに入っているサックスやフュージョン、コンテンポラリージャズが好きな人はパリッとしてブライトな音を好むでしょう。

このように、一言に「良い音」といっても奏法やセッティングによって様々な音色がありますから少なくとも方向性が決まっていないと練習で目指す音が定まりません。


「その前に、キーッとかピギャーッて鳴るのをどうにかしたい」
と言う方もいるかもしれませんが、良い音を出す練習をすることでそのようなリードミスが出ることもなくなってきます。
なぜなくなっていくと断言できるかというと
「自分の音を聴くようになるから」です。

練習時に楽譜を凝視し、リズムやカラオケを聴き、指を動かすことに集中していませんか?
その時いつも自分のサックスからどんな音が鳴っているか注意深く聴いているでしょうか?

良い音を出そうとする練習は自分の音をしっかりと聴くようになります。
音をしっかりと聴くようになってくると自然に楽器の操作や息の入れ方が丁寧になってきます。
サックス演奏時の変な音は、呼吸・タンギング・運指の微妙なズレによって発声することが多く、丁寧に演奏する癖をつけていくことで減っていきます。


さて「良い音」の具体的なイメージはあるでしょうか?
その音は有名なサックス奏者の誰のサウンドに近いですか?

冒頭に書いたようにジャンルによっても音の特徴はかなり違います。
そしてプレイヤーによっても音は違います。
自分の好きな音を知らないまま良い音を目指すことは意外と難しいのです。
美味しいマーボー豆腐を食べたことのない人が作ったマーボー豆腐を食べてみたいですか?
どうせなら色んな店で美味しいのを食べたことのある人が作ったのを食べるほうが良くないですか?

食べ歩きをするには予算が必要ですが良い音を探すならYoutubeを使って無料で探すことができます。
(と僕は思いますが、それでもレッスンを受けている生徒さんの中には頑なにれをしない方がいらっしゃって不思議に感じてしまいます)


そもそも「良い音」というのがわからない
音のイメージはあるけどどのジャンルを聴いたらいいかわからない

という方はご連絡ください。
数人のプレイヤーの名前をお知らせしますので。



【サックスとfujiborn】
スケール練習は速さではなく正確さ重視で

◆井上フヂヲyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/fujiborn206
◆宇宙なブログ
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